マネックス証券とドコモの業務提携に関して、思ったこと思うこと

一般

昨年の10月、マネックス証券とNTTドコモが資本業務提携契約を締結したと発表がありました。私はドコモユーザーなので、この発表に驚き、良いサービスが実現されるならば、メインの証券会社をマネックス証券に変更しようかと思いました。
その後、特に大きな動きはなかったですが、1月4日にマネックス証券から「NTTドコモ・マネックスグループ・マネックス証券の三社による業務提携開始のお知らせ(pdfファイル)」というプレスリリースが発表されました。

気になった内容

新NISAの開始に伴ってお客様から多数のご要望をいただいているdカードでのクレカ積立サービスをはじめとして、dポイント・d払い・dカード・dアカウントといったドコモのサービスとマネックス証券のサービスの連携を強化できるよう、企画を進めております。
取引・残高や口座開設に応じたdポイントでのポイント還元や、d払いを通じての入出金や積立も行うことができるような検討も行っており、ドコモのサービス利用者が資産形成をより簡便に行えること目指します。

上述の予定されているサービスはいずれも他の証券会社で既に実施されているものであり、目新しさは特にありません。しかし、dカードでのクレカ積立の条件がどうなるかは興味があります。
現在、THEO+docomoにおいてdカードでのクレカ積立が可能であり、dカードの種類(dカードあるいはdカードゴールド)、dポイントクラブの会員ランク(5つ星から1つ星)により、ポイント進呈率が異なります。この条件をそのまま引き継ぐのか、あるいは撤廃するのか興味があります。差がつくならば、THEO+docomoを解約して、マネックス証券に移る人がそれなりに出てくると思うので、どうするつもりか気になります。

マネックス証券の「マネクリ」とドコモの「dメニューマネー」のコラボ企画
投資・マネーの観点から両媒体でのコラボ記事を制作していきます。ポテンシャル投資家層が多い「dメニューマネー」でも記事を配信することで、資産形成の意識の造成を図ります。

利用者の立場からすると、マネクリとdメニューマネーの2つのサイトに分けるのではなく、ひとつの方が利便性が高いです。なぜ2つに分けるのでしょうか。2つに分けるのは会社都合であり、利用者のことをあまり考えてないのではと思ってしまいます。

期待すること

このプレスリリースを知ったのは、ユーチューブのマネックスオンデマンドチャンネルにおいて、マネックス証券とドコモの対談動画を見たからです。動画がアップされているのを見た時、「いよいよdカード積立が始まるのか」と思いましたが、「企画を進めています」と書かれており、少々がっかりしました。

マネックス証券とドコモの狙いは、ドコモユーザーの中でまだ投資を始めていないユーザーに対して、マネックス証券で口座を開設して、投資(NISA)を始めてもらうことなのは明らかです。
ひとつ注文があるとすれば、投資に関する情報をオープンにしてほしいということです。
「詳しい情報はマネックス証券に口座がある人だけが見れます」というような「情報を知りたければ口座を開設してね」というスタイルではなく、詳細な情報をどんどんオープンにして、「こんな優秀なアナリストがいるマネックス証券に口座を開設したい」と思わせるようにしてほしいです。マネックス証券には、松本大さん、広木隆さん、岡元平八郎さん等の優秀な方々がいらっしゃるので、十分に可能だと思いますし、前者のスタイルは古臭く、今の時代は後者のスタイルだと思います。
※ ユーチューブで新たにマネックス証券チャンネルを作ったのは、投資情報をどんどんオープンにしていくという表明だと勝手に思っています。

いずれネット証券各社のNISA口座数が発表された時、マネックス証券の口座数がどれくらい増加しているか楽しみです。

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