「大和証券 2024年の株式・為替・個別銘柄投資戦略」の感想

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ユーチューブの大和証券グループ公式チャンネルで「2024年の株式・為替・個別銘柄投資戦略 ~晴れの日を迎える日本~【ダイワの年末年始特番」を見ました。大和証券のチーフテクニカルアナリストである木野内栄治さんによる解説で、木野内さんはテレビ東京の番組で何度か解説を聞いたことがあり、話されている内容に納得感があったので、それ以来、注目しているアナリストです。今回の動画も非常に内容が濃く、2024年の予想で印象に残った箇所を書きます。

米国の大統領選がある年で、現職の大統領が出馬する年はN字形の波動になりやすい。つまり、5月ぐらいまでは強く、そこから10,11月まで下降し、その後上昇する。

話されているとおり、年初から上がって、5月ぐらいから下がり、11月ぐらいから上がるというN字形になるかどうか分かりませんが、大まかな流れの予想を押さえておくことは大切だと思います。年初には多くのアナリストの年間予想が出るので、メジャーな予想、自身のお気に入りのアナリストの予想などを押さえておきましょう。

日経平均は3年ぐらいのサイクルがあり、それに従うと2024年の景気は良い。2024年6月あるいは2025年7月に解散総選挙が予想される。日経平均は、2024年夏か2025年の夏に4万円にトライできる。2024年6月に選挙がある場合は、その時期まで上昇、その後下落し、9月の自民党総裁選後、再び上昇を迎えるN字形となる。

日経平均はアメリカの影響を受けるので、同じようなN字形が予想されますが、来年6月に総選挙があれば、N字形が崩れるのではと思います。自民党が勝てば、総裁選挙も岸田さんの続投で間違いないでしょうから、総選挙以降も同水準でもみ合い、自民党が負ければ、総裁選で岸田さんが交代し、N字形になると予想されますが、自民党が負けるのは考えにくいと思います。

日本では、2024年に携帯電話の4G回線数と5G回線数が接近する。逆転に近づき、新しい通信規格が主流になる時、画期的な製品やサービスが現れる。
スマートフォンの買い替えは世界で平均40ヶ月であり、iphoneは3年周期で売上が伸びている。2024年は伸びる年である。パソコンは7年に1度売れない年がある。2023年は売れない年だった。インテルがAI搭載のCPUを発表した。Windows10が2年もせずにサポート切れになる。半導体も底入れが確認できる。よって、2024年はテック相場になる。

「2024年がテック相場になる」は私も同意見です。半導体関連は今も好調ですが、来年は更に好調になると予想します。AIはあらゆる物事の作業効率を劇的に変化させ、ビジネス、プライベート両方において、我々の生活に溶け込み始めてくるので、今後数年はテック相場になると思います。

上述した以外も非常に興味深い内容が多数あり、投資だけではなく、ビジネスにも役立つので、視聴をお勧めします。
※ 1月のみの限定公開が終了しました。

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