楽天証券において、なかの日本成長ファンド、なかの世界成長ファンドの当初募集が開始されました。
・当初募集期間:4月19日から4月23日15時まで
・販売開始日:4月25日
早速、目論見書(PDFファイル)を確認すると、まず「投資家の皆さまへ」と題した中野晴啓さんの短いですが、熱い思いが感じられる文章が掲載されており、他のファンドとの違いが感じられ、好感を持ちました。
書かれている内容に共感し、最後に「ひとりでも多くの同士のご参加を心よりお待ちしております!」と書かれていましたので、早速、なかの日本成長ファンドをスポット購入しました。
※当初募集期間に購入すると、購入価額が1万円となります。
また、4月25日以降に積立設定をしようと思います。
当初募集開始に合わせてなのか、楽天証券が運営する投資情報メディアであるトウシルに以下の記事が公開されました。
アクティブ投信は時代遅れ?「つみたて王子」は泥臭く:なかのアセット・中野晴啓
以下、記事を読んで、印象に残ったことを書きます。
何年か投資を経験した方は分かると思いますが、「長期で資産運用」するというのは、決して簡単なことではありません。マーケットが好調で資産が増えていく時はいいですが、マーケットには絶対に悪い時があります。急落、低迷し、資産がマイナスになると、辛く、苦しい。そんなとき、その苦しみに共感し、支えとなる人がいれば、冬の時代を何とか耐え抜けます。
私がこれまでやってきたことは、そういった支えの役割。いっしょに、長く資産運用をがんばっていこう、という信頼関係です。
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日経平均は年初から順調でしたが、最近は中東情勢の不透明さから軟調な動きとなっています。このような時、一人だと不安になりますが、中野さんのファンドを持っていれば、中野さんを始め、多くの人が支えてくれるというメリットがあると思いました。
この先、ますます環境が変わっていったとしても、インデックス型の投資信託での運用は一定の成果を上げ続けるでしょう。ですから、インデックス型を否定するつもりはまったくありません。
他方で、世界的なインフレはこれからも続くと考えています。となると、そのような環境下だからこそ躍進し、持続的に成長する企業が必ず出てきます。であれば、そうした企業の株に投資し、世界や日本の株式市場が活性化する時に超過リターンが得られる、王道のアクティブ型投資信託に優位性が出てくる、というのが私たちのシナリオです。
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上記は私も同意見です。インデックス型投資信託のみでも悪くはないですが、それだけではもったいなく、適度にアクティブ型投資信託を組み込んだ方が良いと思っています。しかし、どのアクティブ型投資信託を組み込めばよいかという課題がありましたが、中野さんのファンドはその候補に値すると思います。
対面の金融機関ではなくネット証券での販売を選択したのは、商品を売りたい販売会社からの圧力が働かず、私たちの商品を必要としている人がアクセスしやすいインフラだと考えたからです。直販ではなくなっても、今後もまた別の形でのコミュニケーションを重視しながら、投資家のみなさんに寄り添うパートナーでありたいと考えています。
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「今後もまた別の形でのコミュニケーションを重視しながら」に期待しています。月に一度はオンラインで報告会を開催してほしいと思います。
NISAでの投資も、ほとんどがS&P500種指数やオールカントリーを始めとする海外資産のみに回ってしまって、日本株に日本人のお金が回っていない状態です。長いデフレを脱してインフレ時代に突入し、今後しばらくはインフレが続くでしょう。
すなわち、株価が自然に上がりやすい環境が整いつつあるわけですから、調整を挟みつつも長期で日本株は上昇する可能性が高いと考えています。海外に目を向けて、分散投資をすることは非常に有用ですし、大切なことですが、個人投資家のみなさんにはぜひ、日本株にも注目していただきたいです。
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上記の言葉に影響されてではありませんが、積立投資をするのは、なかの世界成長ファンドではなく、なかの日本成長ファンドにしました。