楽天証券の米国株取引が充実

米国株

最近、楽天証券から米国株取引に関して、重要な発表が2件ありました。
まず1つ目は
「米国株オーダーブック(板情報)」をすべてのお客様に無料で提供いたします!(12月1日~)
です。

内容は
お客様のご要望にお応えし、これまで有料情報(一般のお客様:2,200円)として提供していた「米国株オーダーブック(板情報)」と「ヒートマップリアルタイム株価(米国株)」を2024年12月1日よりすべてのお客様に無料で提供いたします!
「米国株オーダーブック(板情報)」をご利用いただくと、「どの価格」に「どれくらいの注文(株数)」が入っているかを確認でき、買い/売りどちらが優勢となっているかなどの判断に役立てることができます。
となっています。

米国株を取引する際、今までは別のサイトで米国株の板情報を見ていましたが、楽天証券のアプリのみで完結できるようになり、とても便利になります。

2つ目は
米国株式を貸出して金利がもらえるお得なサービスがはじまります!(12月下旬~)
です。

内容は
2024年12月下旬より、「米国貸株サービス」を開始いたします。
保有している米国株式を貸出すだけで、貸株金利を受け取ることができるようになります。長期投資の方にもおすすめ!
となっています。

また、3つの魅力が記載されており、
魅力1:1株から、申し込むだけで貸株金利がもらえる
 これは売買は1株からできるので、貸株も1株からできて当たり前のように思えるのでそれほど魅力的には思えません。また「米ドルだけではなく、日本円でも貸株金利を受け取ることができます」とありますが、米ドルで受け取ったほうが良いと思うので、日本円での受け取りもあまり魅力的に思えません。

魅力2:貸出す期間に応じて金利が上昇する!
 「金利優先コースを選択の場合に、貸し出す期間に応じて貸株金利が上昇する優遇金利を実施します」とのことですが、現時点ではどれぐらい上昇するかが分かりませんが、貸株金利が上昇するのは魅力です。

魅力3:米国株式を貸し出しながら配当金(配当金相当額)も受け取れる!
 こちらは日本株で出来ているので、出来なければ困る機能です。
「配当優先コース・金利優先コースの2つのコースがあります。
配当優先コースの場合には配当金の権利確定日までに自動的にお客様の口座に株式が返却されますので、通常通りの配当金を受け取ることができます。
金利優先コースの場合には配当金の代わりに、配当金から所得税相当額(15.315%)を控除した額の配当金相当額を受け取ることが可能です」
とあり、米国株には株主優待がないので、「配当優先コース」よりも「金利優先コース」のほうが良いかもしれません。このあたりの判断は更なる情報が必要ですね。

大統領がトランプ氏になり、より注目が集まる米国株投資には嬉しい機能であり、これらサービスの提供開始が楽しみです。

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