スーパー・マイクロ・コンピューターがS&P500指数に追加される

米国株

3月1日、S&P500指数を所有・管理するS&P500ダウ・ジョーンズ・インディシーズ社は、スーパー・マイクロ・コンピューター(Super Micro Computer Inc: SMCI)とデッカーズ・アウトドア(Deckers Outdoor: DECK)がS&P500指数の構成銘柄として追加されることを発表しました。この追加は3月18日の取引開始前に実施されるとのことです(ブルームバーグ:S&P500種にスーパー・マイクロとデッカーズ採用-株価上昇)。

この発表のおかげかSMCIの3月1日の時間外取引の株価は1019ドルと再び1000ドルの大台を超えてきました。S&P500指数の構成銘柄になれば、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)などのS&P500指数に連動する運用成果を目指すパッシブ運用による買いが入りますので、株価の上昇が期待されます。

スーパー・マイクロ・コンピューターの目標株価は1400ドル
スーパー・マイクロ・コンピューター(Super Micro Computer Inc: SMCI)の株価の終値は、2月15日に1004ドルと大台の1000ドルを突破しました。しかし、2月16日は大きく値を下げ、803.32ドルとなりました。...

上記でSMCIの目標株価に関する記事を書きましたが、この時は今中さんもSMCIがS&P500に採用されるとは考えていなかったと思うので、目標株価の1400ドルは6ヶ月から12ヶ月先でなく、もっと早く実現されそうです。

SMCIと同じくAIサーバーを販売しているデル・テクノロジーズが2月29日の取引終了後に決算を報告し、売上高、純利益ともにアナリストの予想を上回り、デルの株価は3月1日に32%近く上昇しました。AIサーバーの需要は今後も強いことが予想されるので、引き続きSMCIの株価の動向をウォッチしていきたいと思います。

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