スーパー・マイクロ・コンピューターの目標株価は1900ドル

米国株

スーパー・マイクロ・コンピューター(Super Micro Computer Inc: SMCI)は年初から株価が急騰しているため、最近は様々なメディアでも取り上げられるようになり、目にする機会も増えました。そんなSMCIの目標株価に関して、今年に入ってから既に2件の記事を書いています。

スーパー・マイクロ・コンピューターの目標株価は850ドル
1月19日にスーパー・マイクロ・コンピューター(Super Micro Computer Inc: SMCI)は2024年第2四半期の売上高と利益のガイダンスを上方修正したため、当日の株価が前日比で+111.92ドル(+35.94%)と大幅...
スーパー・マイクロ・コンピューターの目標株価は1400ドル
スーパー・マイクロ・コンピューター(Super Micro Computer Inc: SMCI)の株価の終値は、2月15日に1004ドルと大台の1000ドルを突破しました。しかし、2月16日は大きく値を下げ、803.32ドルとなりました。...

3月8日の終値は1140ドルであり、そう遠くない時期に目標株価の1400ドルを達成しそうな感じがある中、ユーチューブのトウシル[楽天証券]チャンネルに今中さんが解説する「AIサーバー~AIサーバー外販市場トップのスーパー・マイクロ・コンピューターと同社を追うデル・テクノロジーズの中長期戦略~」というタイトルの動画がアップされました。
その中で目標株価が1900ドルに更新されており、1900という数字を見た時、思わず「凄い」と思いました。また下記が印象に残りました。

エヌビディアは、AI用GPUロードマップとして、2024年にH200、B100、2025年にX100の出荷を予定している。H200は現行のH100に比べて、エネルギー消費が50%となる。推論性能を比べた場合、一世代前のA100を1とすると、H100は11、H200は18、B100はH200の2倍以上になる。

エヌビディアから新しいGPUが順次リリースされるので、AIサーバーの売り上げも拡大するのは間違いないです。

過去の実績からSMCIはエヌビディアからAI半導体を優先的に提供してもらえる。これがSMCIがAIサーバーのトップを維持している主な理由である。

株探で見つけたAI関連の記事において、

エヌビディアのAI半導体 の「唯一の弱点」として挙げられているのは、大量のデータを処理するために、通常の半導体より熱を持ってしまうことだ。その点、SMCIのサーバーは冷却装置に定評があり、競合のデル・テクノロジーズやHPエンタープライズ等の大手企業が見向きもしなかった頃から、いち早く、エヌビディアのチップを搭載したサーバーを世界中に販売してきた。ドライと言われるアメリカ企業でも、こうした関係性は大きな意味を持ち、ジェンスン・フアンも同社には恩義を感じていると言われる。

とあり、上記は今中さんが話されている内容と一致するので、SMCIの他AIサーバーメーカーに対するアドバンテージは今後も続くと考えられます。

きちんとした裏付けがあっての目標株価であり、株価上昇ですので、SMCIの今後が楽しみです。

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