2023年12月28日にテレビ東京で放送された「News モーニングサテライト」の中で、堀古英司さんが「2024年 どうなるアメリカ株」を解説されていました。堀古さんの解説はいつも為になり、今回は、アクティブとパッシブの話が印象に残りました。
S&P500などの指数連動型に投資する個人投資家は多く、そのようなETFは人気がある。人気の主たる理由は、9割のアクティブファンドは指数連動型に勝てないと言われているからである。
しかし、近年は変わってきており、ここ7年ぐらいは50%以上のアクティブファンドがパッシブを上回ってきている。上回っている理由は、パッシブの資金が増えすぎたため、パッシブは不自然な行動を取らざるをえないからである。
具体的には、株価が割高でも資金が流入したので、その株を購入せざるをえない。一方、アクティブは割高、割安を判断して株を購入するので、そのようなことは起こらない。
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「9割のアクティブファンドは指数連動型に勝てない」はよく耳にする言葉で、これを根拠に「オールカントリーもしくはS&P500連動の投資信託だけを買っていれば十分」と言う人もいます。
そんな中、「ここ7年ぐらいは50%以上のアクティブファンドがパッシブを上回ってきている」という事実があることを知り、強く印象に残りました。こうやって、知識のアップデートをすることは大切ですね。