味の素から株主優待が届く

日本株

7月31日、ゆうパックの荷物が届き、「通販で物を買った記憶がないな」と思いながら荷物を受け取ると味の素からの株主優待でした。たしかに数日前、味の素から「2025年度株主優待品発送のご案内」というメールを受け取っていました。

味の素の株主優待は株主優待のページに記載されているように所有株式数によって優待内容が異なります。私は200株持っているので、1500円相当の「味の素グループ製品詰め合わせセット」でした。

やはり、株主優待をもらうと嬉しいですね。しかし、株主優待は日本だけの制度であり、株主優待に対する反対意見、賛成意見があります。そこで、AIに代表的な反対意見と賛成意見を挙げてもらいました。以下がその結果です。

反対意見
・株主平等原則に反する
 株主優待は、主に国内の個人株主向けの制度設計になっているため、機関投資家や海外株主が優待を受けられないケースが多いです。これにより、同じ株を保有しているにもかかわらず得られる恩恵が異なり、「株主平等原則」に反すると指摘されています。
・還元は配当金で行うべき
 優待制度は「現物配当」と類似していると捉えられることもあり、本来であれば利益還元は平等に配当金で行うべきだとの声があります。配当であれば株式の保有比率に比例して受け取れるため、平等性が担保されます。
・国籍や居住地による差別
海外在住の株主や機関投資家が制度上優待品を受け取れないケースがあることから、日本株の国際的な魅力を損なう要因になるという指摘もあります。

賛成意見
・個人株主の長期保有促進
 株主優待はもともと個人投資家に株式を長期保有してもらうことを狙ったもので、投資家層のすそ野拡大や株価の安定に寄与しています。企業と商品・サービスのファン獲得にもつながるため、有益な制度と捉えられています。
・営業上のサービスという位置づけ
 優待は法的な「利益還元」ではなく「営業上のサービス」という側面が強く、株主平等原則への抵触を問うまでではないとする考え方もあります
・限定的な恩恵なので軽微
 優待による差異は全体の経済的利益から見れば「軽微」であり、株式数や基準を分かりやすく定めていれば、平等原則の「社会通念上許容される範囲」と解釈されやすいです。

私個人は株主優待に賛成です。
個人投資家が個別株投資をする場合、やはり長期投資が大前提だと思います。株価が少し上がれば売って、次の個別株を購入するみたいなやりかたはなかなか勝てないと思います。長期投資と言っても、マイナスになることは多々あります。そんなとき、株を売却しないモチベーションのひとつが株主優待です。

また、株主優待をとおして企業の商品やサービスに触れることで、その企業への愛着や理解が深まり、投資先を応援したい気持ちが強くなるのも大きなメリットです。もちろん優待の内容が改悪されたり廃止されたりするリスクもありますが、配当金だけでは得られない「楽しみ」や「生活へのプラス」がある点は、長期投資の良いサポートになると感じています。長く保有することで企業や社会の成長を実感できるのも、株主優待ならではの魅力だと思います。

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