日本株、今の不安定な状態はいつまで続くか

日本株

日経平均は8月5日に大きく下落し、8月6日に半値戻しを達成しましたが、その後は終値では細かいレンジで上げて下げてを繰り返しています。

8月5日に大きく下げた原因として、アメリカの景気後退など様々な説が解説されていますが、個人的には
・円キャリートレードの巻き戻し
を原因とする説が一番納得感があります。

我々個人投資家にとって一番大切なのは市場にとどまること(ステイ・インベステッド)ですので、ドルコスト平均法でコツコツと長期積立投資を継続していきましょう。

ずっと注目していたが高くて買えなかった個別株が安くなっているので購入するというのも有りだと思います。しかし、底値で購入することは難しいので、購入価格よりも下がるときがあります。そのときに狼狽売りをしないように気をつけましょう。狼狽売りをしない自信がなければ、個別株の購入は諦めましょう。

また個人投資家として気になることは「いつまで今の不安定な状態が続くか」ですが、それに関して、ユーチューブの日経CNBCチャンネルの「日本株の今後は?セリングクライマックス後の展開」で大和証券の木野内栄治さんの解説があり、非常に有意義でしたので、以下に紹介します。

  • 8月5日に8兆円近い出来高のセリングクライマックスが発生したので、板がスカスカになっている。つまり、高いところには売りたい人がいて、安いところには買いたい人がいるが、間がスカスカになっている。よって、一日の値幅が大きくなるのは必然であり、値段のボラティリティを心配する必要はない。
  • 過去のセリングクライマックス後の展開を振り返ると、3ヶ月間ぐらいは値固めをする必要がある。
  • ここから10月末ぐらいまでは夏休みと思って、ゆるく構えるのが良い。

板がスカスカになっているので、そこが埋まるまで3ヶ月程度かかるは納得感のある説明でした。米国大統領選挙が11月5日なので、そこから上昇相場になる/なってほしいと思います。
また改めて、木野内さんは頼りになると感じました。

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