最近、四半期に一度分配金を払う四半期決算型投資信託が人気を集めています。その事実を証明したのが、
・楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)
であり、販売開始からわずか40日間(9月27日~11月5日)で残高500億円を達成しているのは驚きです。楽天投信投資顧問のホームページで現在の残高を確認すると11月29日時点で、790.11億円となっており、その人気は全く衰えていません。
楽天証券に影響を受け、SBI証券でも同じシュワブ米国配当株式ETF(SCHD)に投資する
・SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型)
の販売を発表しました。
SBI証券はこれ以外にもVYM、VIG、SPYDに連動する四半期決算型の投資信託を販売しており、力を入れているのが分かります。
上記投資信託はいずれも素晴らしいものですが、一つ欠点があり、例えば、楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)は楽天証券で口座を持っている人しか購入できない、同様にSBI証券のものはSBI証券で口座を持っている人しか購入できないとなっています。
他のネット証券のみに口座を持っている人は四半期決算型の高配当投資信託の購入を諦めなければいけないかというと、そういうことはなく、アムンディ・ジャパンから
・オールカントリー・高配当株
という四半期決算型の投資信託が販売されており、五大ネット証券で購入が可能です。
アムンディのオールカントリー投資信託の決算日は2, 5, 8, 11月の各20日となっており、11月に初めての分配金が支払われました。その額は80円であり、利回りは基準価額を1万円とすると、
利回り = 80円/10000円 x 4回/年 x 100 = 3.2%
となっており、満足のできる分配金の額だと思います。
積立投資をするならば、そろそろ来年(2025年)のNISAで何を購入するかを決定しなければなりません。現時点では成長投資枠で四半期決算型の高配当投資信託を購入しようと考えています。